3月12日(水)に、黒部市立宇奈月小学校において「緑の募金」を活用した「学校環境緑化事業」の完成式典が行われました。
この事業は、㈱ローソンの社会貢献活動として、各店舗に設置されている募金箱などに寄せられた募金を(公社)国土緑化推進機構へ寄付して頂き、それを活用して、㈱ローソン、(公社)国土緑化推進機構及び(公社)とやま緑化推進機構が協力し、「学校環境緑化モデル事業」として平成18年から実施しているものです。
宇奈月小学校の校庭には、子供たちが生きものに触れあうための「ビオトープ」がありましたが、小川を渡る橋が壊れたり、藤棚が老朽化し危険な状況になって子供たちが近づけなくなっていたため、藤棚を撤去し、新しい橋を架け直しました。また、小川を渡った向こうにはミカンの木が植えられました。
この日は、新しく架け替えられた橋の前で、宇奈月花とみどりの少年団でもある同校児童の参加のもと、齊木学校長のあいさつ、とやま緑化推進機構からの事業説明、ローソン宇奈月温泉店の高木綾子店長の祝辞の後、児童代表からお礼の言葉をいただき、テープカット、橋の渡り初めが行われました。
今後、子供たちがこのビオトープで緑や生きものとの関わりの大切さを学ぶ姿を、ミカンの苗木が見守ります。